第1回東京アスぺルガーセミナー「ICF講座」がありました

8月21日(木)に、東京都自閉症協会と世田谷区の共催でICFの学習会が行われ、ICF-CY Japan Networkのメンバーが講師をさせていただきました。

午前中は、ICFを基礎から学ぶ講演会がありました。

ICFについて、また、ICFを活用することで広がる支援の可能性について、具体的で分かりやすい内容の講演会で、あっという間の2時間でした。

午後は、3つのワークショップがありました。それぞれのワークショップでは、ケースの理解と支援について話し合うための「ICF 関連図」を策定や、連携のための話し合いにICF のコードを使う方法の紹介、ICF を活用した移行期の支援について考えるワークなどが行われました。

長時間の研修でしたが、一日を通して、ICFの基礎から活用まで、じっくりと学ぶ機会になったのではないかと思います。

講演会と分科会の内容は、以下のとおりです。

テーマ
「ICF(国際生活機能分類)って何だろう 学んでみよう、ICF 使ってみよう、ICF」

日時 2008年8月21日(木)10:00~17:00
会場 北沢タウンホール

●午前の部 10:00~12:00
講演 「どのように子供を理解し、どのように支援につなげるか~ICF活用の可能性~」
講師:齊藤博之(山形県立上山高等養護学校)

●午後の部 13:30~17:00
<ワークショップ1>
「個別の指導計画&ケース会議への応用~多職種協働も視野に入れて」
講師:大久保直子(神奈川県立金沢養護学校)
<ワークショップ2>
「通常学級と通級・特別支援学級、保護者等とのスムーズな連携のために」
講師:下尾直子(日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉専攻博士課程)
<ワークショップ3>
「ICFをベースにした移行期(進学・就職・・・)の支援」
講師::逵 直美(三重県立草の実特別支援学校)、齊藤博之